介護職に就く際に給与アップを考えるのであれば、以下について考えておくとよいでしょう。
- 資格
- 経験年数
- 無資格・未経験の場合は、柔軟な時間帯での勤務が可能
介護に関連する仕事に就く場合、無資格・未経験でも就労可能な職種はあります。
現在介護職は非常に需要が高い職種であり、求人数も非常に多いです。
よって無資格・未経験でもチャレンジしやすい環境にあります。
無資格・未経験からスタートして、もっと追求したいと思い資格を取得したり、働く中でやってみたい仕事内容や職種に出会うことが多いというのが業界の特徴としてあります。
そんな中で給与アップを目指していくには、「経験と資格」が必要になるといえるでしょう。
経験年数は給与にも反映されますし、資格は手当がつく場合があります。
もし無資格・未経験である場合には、条件面で柔軟に対応できるほうが給与もアップすることになります。
この場合の主な条件面とは、
- 土日祝日勤務が可能であること
- 夜勤が可能であること
- 早朝勤務が可能であること
です。
介護は24時間365日休むことなく行われるものですので、こういった条件面で柔軟に対応できるということは、職場にとってもありがたいことです。
その点で給与面でも反映される場合があります。
介護職で日本の平均年収以上を目指したい方へ
そのためには必要な資格があります。
それは「介護福祉士」です。
介護業界における唯一の国家資格であり、持っていると仕事の選択肢は広がります。
現在介護業界は非常に需要が高いため、未経験・無資格からのスタートでも受け入れる施設が多々あります。
このような中で、介護福祉士の資格を持っているというのは、大変強力な武器になると言えます。
介護福祉士としてさらに2年以上の経験を積めば(トータルで5年以上)、ケアマネジャーの受験資格も得ることができます。
ケアマネジャーの資格を持つと、転職活動を考えてみても、条件面でも向上し、選択肢も広がるでしょう。
介護福祉士とケアマネジャーの違い
立場
多くの介護施設では、ケアマネジャーは介護福祉士の上司にあたります。
年齢的にもケアマネジャーの方が高い場合が多いです。
仕事
ケアマネジャーがケアプランを作成し、そのケアプランに沿った介護を中心になって行うのが介護福祉士です。
勤務体制
介護福祉士は基本的には夜勤も日曜祝日の勤務もありますが、ケアマネジャーは夜勤なし&日曜祝日は休みの事が多いです。
資格
介護福祉士は国家資格であり、ケアマネジャーは公的資格です。
介護福祉士は、介護業務に3年以上従事&介護職員実務者研修を修了すれば、受験が可能です。
ケアマネジャーになるには、介護福祉士などの国家資格を持ち、5年経験を積むことでケアマネジャー試験を受けることができます。
(他の方法もあります。詳しくはコチラをご覧ください)
給与
一般的にケアマネジャーと介護福祉士の給与は、ケアマネジャーの方が月額にして4~5万円ほど高いと言われています。
他の業界にも共通することですが、介護業界でしっかりと稼ぐためには、資格取得と経験を積むことが大切です。
介護業界は、そのステップアップの方法が明確に指し示されています。
自分がなりたい姿を思い描き、そのための計画を立てながら進んでいくようにしましょう。