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仕事の幅が広がる!レクリエーション介護士 とは?

2017年11月5日 10:44

介護職で働くための資格

現場で働く介護職員の皆さんは、日々の業務に追われどんなに疲れていても、「利用者の笑顔を見ると癒される」、「また頑張るぞー」という気持ちになる事はありませんか?
できれば利用者にはいつも笑顔でいて欲しい、喜びを感じて欲しい。

でも、一体どうやったらその技術が身につくのか?と考える介護職員も少なくありません。

そこで今回は、利用者の笑顔や喜びを引き出すスキルが身につく「レクリエーション介護士」という資格をご紹介します。

レクリエーション介護士とは?

数多くある介護資格のひとつ、「レクリエーション介護士」。
あまり聞き慣れない名前ですが、一体どのような資格なのでしょうか?

レクリエーション介護士は、2014年にスタートしたばかりの新しい資格ですが、介護施設や在宅介護の現場において注目を集めている資格です。

介護を必要とする高齢者は受け身的な生活を過ごすことが多く、元気でいた時よりも楽しみや喜びを感じる場面が減ってしまうこともあります
レクリエーション介護士はレクリエーションを通して高齢者を笑顔にするだけでなく、利用者の楽しみ・よろこびをともに分かち合い、生活の質の向上を目的としています。

今までは、レクリエーションについて専門的な知識や技術を学ぶ機会があまりなく、レクリエーションは単なる「余暇活動」「軽い運動」として重要視されていませんでした。
しかし近年では、生活の質を上げるためには物質的な満足だけでなく精神的にも充実した毎日を送ることが大切で、そのためにもレクリエーションは重要な役割を持っていると考えられています。

レクリエーション介護士の取得方法

利用者に喜んでいただきたい、もっと楽しんでほしいと感じている介護職員は少なくないかと思います。
介護職員の多くは、レクリエーションの担当になったが何をしていいのか分からない、内容がマンネリ化して利用者を楽しませることが出来ないと感じています。

しかし実際は食事や入浴、排せつといった介護業務に追われ、なかなかレクリエーションにまで手が回らないのが現状ですね。

ではレクリエーションの知識と技術を身につけ利用者に喜んでもらえるレクリエーション介護士の資格は、どのようにすれば取得できるでしょうか。

レクリエーション介護士は1級と2級があります
レクリエーション介護士2級の受験資格は特にありませんが、レクリエーション介護士1級は2級を取得していることが条件です。

資格を取得するには、試験を実施する日本アクティブコミュニティ協会が認定したスクールや機関で講座を受講し認定試験を受けます。

講座の内容

《レクリエーション介護士2級》
・介護レクリエーションの意義と役割
・レクリエーションにおけるコミュニケーション技術
・レクリエーション企画と計画の方法

《レクリエーション介護士1級》
・高齢者のからだとこころ(機能・生理)
・対象者に合わせた企画(活動分析)
・A-PIEプロセスについて
・プログラムの方法
・集団レクリエーションの実践
・フォローアップ研修及び現場実習

取得方法

《通学講座》
受講期間:約2日間(約12時間の講習)
費用:35,000円前後

《通信講座》
受講期間:3ヶ月~
費用:35,000円前後
※通信講座の場合は自宅で試験を受けることが出来ます。

《団体研修》
事業所が講師を依頼し主催する研修を修了
費用は事業所側が負担

こんな方にお勧め!

これから介護業界での就職を考えている方
レクリエーション介護士は受験資格がありませんので、誰でも受験が可能です。これから介護の仕事を始めようと考えている方は入門資格として取得してはどうでしょうか?介護の仕事をしてみたいけれど、果たして高齢者とうまくコミュニケーションがとれるかどうか心配だ、という方はまずレクリエーション介護士の資格を取得して、それから初任者研修へとステップアップを図るのも一つの方法です。

現場で働いている介護職員
利用者に喜んでもらえるようなレクリエーションをしたい!と考えている介護職員の方にはぴったりの資格です。
これまでレクリエーションは苦手だったという方も、基礎から学べ実践へ移すことが簡単になります。また、自分の特技や趣味を活かしたレクリエーションを企画することもでき、レクリエーションをとおして利用者を笑顔にすることが出来、介護の仕事にやりがいを感じることが出来ます。

自宅で介護をしている方
在宅介護をされている場合、どうしても単調な生活になりがちです。また、介護者が家族であっても、高齢者の体やこころの変化を掴むことは難しく、うまくコミュニケーションが取れないと悩む方もいらっしゃいます。
接し方や高齢者介護の基礎知識を身につけて、少しでも家族の笑顔を増やしたいと考えている介護者の方にもおすすめです。

ボランティア活動をしている方
お仕事としてではなく、ボランティア活動として高齢者と関わりを持つ機会があります。
レクリエーションの基礎知識が備わっていれば、初めて会う高齢者と何を話してよいのか分からないといった不安感が解消できます。地域の交流会、介護施設での短期間のボランティアなどボランティア活動の場を広げることも可能です。

まとめ

高齢者は「お世話になっている」「もう年寄りだから仕方がない」と、喜んだり楽しむことをあきらめてしまっている方もいます。
今回ご紹介したレクリエーション介護士の資格を取得すれば、あなたの力でもう一度笑顔を取り戻し毎日を生き生きと楽しく過ごしてもらうことができます。

ライタープロフィール

結のそら
むすびのそら。
介護福祉士や介護支援専門員として約20年介護業界に携わる。
取得資格:社会福祉主事、介護福祉士、介護支援専門員、主任介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター3級

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